聖徳太子は574年〜622年に生きた飛鳥時代の皇族
とされる人物です。聖徳太子の呼び名は平安時代についた
といわれてますが、本名を厩戸(うまやど)といい、
そのほかにも呼び名として豊聡耳(とよさとみみ)、
上宮王(かみつみやおう)などと呼ばれたそうです。
歴史の教科書では必ず出てきますが、近年では聖徳太子ではなく、
厩戸王という呼び名に変更している教科書もあるそうです。
聖徳太子にまつわる逸話でもっとも有名なのが、その耳にまつわる話です。
或る時、聖徳太子が10人の人の請願を聞く機会があったそうです。
その人々は我先にと10人が一斉に口を開いたそうです。
しかし聖徳太子はこの10人の話を一つも聞き漏らさず理解して、
的確な答えを返したということです。
これは少しばかり非現実的なお話ですよね。実際には10人の人が順番に、
聖徳太子に話をし、10人すべて聞き終わってから、
それぞれの人に的確な助言をしたということ、
つまりそれだけ記憶力にすぐれていたというわけです。
また、頭がきれたのでこの10人の話のエピソードがあとづけされた
という説もあるそうです。それから、後の時代の豊臣秀吉の名は、
この聖徳太子の呼び名の一つであった「豊聡耳」からとった
という説もあるそうです。
いづれにしてもこれだけのエピソードが残っているわけですから、
かなり頭の良かった人には変わりなさそうです。
聖徳太子は1958〜1984年に発行された
一万円札の絵柄にも使われました。
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